エネルギーマネジメント

知っておくべきエネルギーマネジメント2


今回はエネルギーマネジメントのパート2ということで、

エネルギーの土台+αの部分を解説していきたいと思います。

 

具体的に言うと、

  • 運動によるマネジメント
  • 回復のコツ

の2つがメインになります。

 

このコンテンツを学ぶと、

  • 他の人に圧倒的な差をつけること
  • 日々の生産性を確実にアップさせること

が可能になります。

これらは決して大袈裟なことではないことを理解できるはずです。

 

では、さっそく解説していきましょう。

このコンテンツの動画、音声は下のリンクからどうぞ!

https://youtu.be/JDWhwyI4p9E

聞き流しで学ぶこともできます。

運動について

「運動をしましょう!」

なんて昔から言われていることですけど、習慣になっていますか?

「運動なんてしたら逆に疲れるよ」って思いがち。

 

ですが、それは大きな間違いです。

 

疲れた時ほど軽い運動をする方がいいのです。

運動によって成長ホルモンが分泌されて、疲れがとれることが最近の研究では明らかになっています。

だから、運動の習慣がある方がエネルギーが上がるのです。

 

しかし厚生労働省の調査(2018年度)によると、

日本人の7割には運動習慣がないことが判明しました。

 

これは非常にもったいないことをしている人がほとんどだということ。

そして、逆の見方をすればチャンスでもあるのです。

 

その理由は、運動のメリットを見てもらえば必ず納得することでしょう。

運動による最強なメリット

運動には最強とも言えるほど、メリットがたくさんあります。

  • 健康になる
  • 長生きする
  • 頭が良くなる
  • 収入が上がる
  • 人間関係がよくなる
  • 痩せる
  • 若返る
  • 幸福感が高まる

健康や痩せることは、今までも散々言われてきたので知ってる方も多いと思います。

ですが、それだけではありません。

 

運動によって頭が良くなるし、仕事能力も上がるから収入も上がります。

さらに、感情が安定するので人間関係も良くなります。

そしてさらに、ドーパミンやセロトニンの分泌によって幸福感も高まります。

 

その結果として、人生のパフォーマンスがめちゃくちゃ上がるのです。

 

簡単に言うと、人間が求めるもの全てを運動によって得られるということになります。

運動不足による恐ろしいデメリット

では、逆に運動不足による恐ろしいデメリットについて。

運動不足はあなたを死に追いやります。

 

これは冗談ではありません。

 

日本の危険因子別の死亡原因によると、運動不足は喫煙、高血圧に次いで第3位。

これは毎年、5万人が運動不足でなくなっている計算になります。

 

しかし、中強度の運動を週に1〜2時間程度行うと、

  • 心疾患で27〜60%減
  • 癌リスクを30%減
  • 糖尿病を58%減
  • 認知症を30〜50%減

 

ほとんどの生活習慣病のリスクを30〜60%も減らせるのです。

 

死亡率に関しても、

  • 軽度の運動をするだけで30%減少
  • 時々強めの運動を取り入れて、週に150分の運動をすると、50%も下がる

ことがわかっています。

 

このように運動不足の人は、

病気になる確率を2倍近くまで高めるリスクを背負っているということになります。

また、運動不足はうつ病のリスクを44%も高めることもわかっています。

 

運動不足によるデメリットってやばくないですか?

逆に運動のメリットすごくないですか?

 

しかも、こんなに素晴らしい運動が7割もの人が習慣になってないんです。

ということは、運動をするだけで他の人に圧倒的な差をつけることもできます。

 

やらない理由なんてないと言えるでしょう。

中・長期的な習慣として

毎日に有酸素運動、無酸素運動、ストレッチを組み込むことをして欲しいのです。

そして、それぞれのタイミングとしては、

朝に有酸素運動、午後に無酸素運動、夜寝る前にストレッチが最適です。

有酸素運動

朝に有酸素運動をすると、目も覚めるし、スッキリする。

そして、一日のスタートをさせるスイッチの役割をしてくれます。

さらに、有酸素運動にはある効果が実証されています。

 

それは

  • 集中力
  • 記憶力
  • 学習能力
  • 実行機能
  • 創造性
  • 発想力

など、ほとんどの脳機能がアップするもの。

 

その理由は、有酸素運動によってBDNF(神経栄養因子)が分泌されるからです。

だから、頭を良くしたければ運動すればいいのです。

おすすめは、早歩きやジョギングです。

無酸素運動

無酸素運動は筋肉に負荷をかけるもの。

ジムでのウエイトトレーニングや、自重トレーニングでも構いません。

今まで以上に筋肉に負荷をかけることで、筋肉は成長します。

 

そして、無酸素運動によってテストステロンが分泌されます。

テストステロンはモテホルモンとも呼ばれています。

  • かっこ良くなる
  • 目つき、顔つきが変わる
  • 痩せやすい体になる
  • やる気の向上
  • ポジティブになる
  • 記憶力の向上
  • 老化防止
  • 性欲や男性機能の向上

などのメリットが男性にはあります。

 

もちろん女性にもメリットはあります。

  • 冷え性予防
  • ダイエット効果
  • 美肌効果
  • アンチエイジング

などです。

 

こんな感じで男女ともメリットだらけなので、是非とも無酸素運動も取り入れるべき。

 

ですが、無酸素運動を避ける時間帯が存在します。

それは寝る前です。

 

寝る前にすると交感神経が優位になって眠れなくなります。

 

だから、午後くらいにおすすめしています。

ストレッチ

そして、最後にストレッチ。

ストレッチは夜寝る前にすることをお勧めします。

なぜなら、ストレッチにはリラックス効果があるから。

 

副交感神経が優位になると、スムーズに入眠することができます。

柔軟性、睡眠の質が上がることにつながります。

 

これらが中・長期的な習慣として取り入れて欲しい運動です。

回復のコツ

では、次に回復のコツについて。

回復のコツは、「こまめに」とること

その理由は、エネルギーが枯渇させるのやめるためです。

人間の体はエネルギーが枯渇すると、何もできません。

 

それに枯渇してしまうと全回復するのに時間がかかりすぎるのです。

だから、こまめに休憩し回復させることが大切。

 

例えば、あなたのエネルギーが100だとします。

仕事などをして70までエネルギーが下がります。

その状態で仕事を続けると、どんどんエネルギーは下がってしまいますが、ここで休憩するのです。

 

エネルギーが70とか80ぐらいで休息。

これを10とか20まで使っちゃうと逆に非効率なのです。

その分回復に膨大な時間を費やしてしまいます。

 

つまり、自分のエネルギーが減ってきたのを自覚してから休息しても遅いということ。

 

エネルギーの回復は水分補給と同じです。

喉が乾いてから飲むのではなく、こまめにとるのです。

 

そして「こまめに休息する」を実践するためには、セルフナレッジが重要になってきます。

セルフナレッジとは?

では、セルフナレッジとは何か?

セルフナレッジとは、

「自分自身を知ること」です。

自己分析のことです。

自己分析をすることは非常に大切です。

 

なぜなら、「自分をどれだけ知っているのか」というレベルと「現実のレベル」が一致するという法則があるから。

 

簡単に言うと、

自分の気分が上がることをすればエネルギーは上がるし、

自分の気分が下がることをすればエネルギーは下がると思っていいです。

 

だから、自分のエネルギーが上がる瞬間や下がる瞬間を記録しておくと便利です。

そうすることで、自分のことがわかるので対策を立てることが可能になります。

 

自分のことを知ることができると、

休憩や回復のタイミングも掴めるようになります。

 

そして、心マネジメントのところでも言いましたが、

人生の中で自分の好きなことに没頭する時間を作ることを大事にしてください。

 

自分の好きなことに触れる時間があれば、

自分のエネルギーは上がりますし、下がることはありません。

好きにつながることを日常に組みこむ

まとめ

エネルギーマネジメントというと、

枯渇している状態から一気に上げてフローの状態に近づくことを期待してしまうと思います。

ですが、それは現実的ではありません。

 

そんな夢のようなものではなくて、

現実的な方法を選択した方が確実に夢に近づけます。

 

だからこそ、こまめにやることをおすすめします。

エネルギーの土台作りや運動を当たり前の習慣にしていって欲しいです。

 

今回は以上になります。

お疲れ様でした。

このコンテンツは動画、音声でも学ぶことができます。

https://youtu.be/JDWhwyI4p9E

復習にもどうぞ!